社内だけでなく、外出先や出張先でも顧客管理をするためには、リストの管理するために役立つアプリを利用するのがベストでしょう。
外出先ですぐに確認も取れるので、「あれ、このお客様はいつ会ったっけ?」「あのお客様の名刺はどこだっけ?」という事がなくなる上、チームにリアルタイムで共有する、確度別に分類するという事も簡単にできます。
そこで今回は、
- リスト管理アプリとは?
- アプリを利用する時のメリット
- アプリを選ぶときのポイント
- おすすめのリスト管理アプリ
の4つをお伝えします!
いまやリスト管理もアプリの時代?
リスト管理アプリは、顧客情報(リスト)を管理し、より早く、チームで効率的に顧客対応ができるようにするためのアプリケーションです。
アプリによって機能は違いますが、どの会社のキーマンが誰で、どの商品をいつ、いくらで購入したか、前回接触したのはいつか、確度はどのくらいかなどといった顧客情報をリスト化するのに役立ちます。
営業担当者にとって、顧客との密な関係性の構築は必須ですから、商談中のコミュニケーションのためにも、顧客管理アプリはとても重要になってきています。
リスト管理にアプリを利用するメリット
リスト管理アプリを利用する時のメリットは大きく分けて3つ。
- 手打ちするデータが少なくなる
- リアルタイムで共有ができる
- 位置情報を使って近くの顧客をピックアップしてくれる
リスト管理のアプリには、名刺の写真を撮るだけでデータ化してくれるアプリや日報を作成してくれるなど、手打ちしなくとも一気にデータ化が行えるものもあります。
社内のメンバーやチームのメンバーと共有ができるアプリを利用すれば、商談の進捗状況をリアルタイムで確認ができ、トラブルがあった時には営業担当への指示やフォローも迅速にすることができます。
リスト管理アプリの中には、位置情報を使って、近くにいる顧客をピックアップしてくれるものもありますので、外回営の道順を効率化させることも可能です。
リスト管理に使うアプリを選ぶポイント
便利な顧客リスト管理アプリですが、今は無料のものから有料のもの、1つの機能に特化したものなど、たくさんのアプリがあります。
その中で自分(自社)に合ったアプリを見つけるためのポイントを3つ紹介いたします。
マルチデバイス対応のものを選ぶ
個人のスマホやタブレットで顧客リストを管理しても良いですが、社内共有が必要な場合は、マルチデバイス対応のものを選びましょう。
商談の結果などの最新情報を社内の人に共有すれば、他の営業とのバッティングを防ぐことも可能ですし、営業担当者が不在時でも、アプリで顧客情報を共有することで対応することもできます。
ですので、PC、タブレット、スマホのマルチデバイス対応のものを利用すると、共有が簡単にできるでしょう。
必要な機能が1つになっているものを選ぶ
1つの機能に特化しているアプリはシンプルで使い勝手が良いことも多いですが、名刺管理はこのアプリ、日報作成はこのアプリ……など、機能ごとにアプリを変えていると、「あれ、このお客様の情報はどのアプリに入れていたっけ……」なんてことにもなりかねません。
今は機能が多岐に渡る顧客管理アプリは沢山ありますので、必要な機能が1つになっているものを選ぶと良いでしょう。
汎用性の高いものを選ぶ
社内共有にも使われる事になるものですので、簡単な操作で顧客の詳細な情報や営業活動の報告ができるものを使うと良いでしょう。
無料トライアルを利用して、一度機能の確認をしておくと、無駄なコストをかけずに済みます。
また、外出先で入力することが多くなるはずですので、入力の項目が少なかったり、選択肢気になっている入力が手軽なアプリを選びましょう。
リスト管理に役立つおすすめアプリ3選!
リスト管理に役立つおすすめアプリを3つご紹介します!
Eight
引用元:アップルストア
シンプルなデザインで、名刺を効率良く管理することができるアプリです。リスト管理を迅速にするため、わざわざ手入力せずに出先から写真1つで名刺のデータを入力できるのが便利なポイントです。
検索やグループ分けもできるので、リスト管理には便利なサイトです。
価格 | 機能 | |
Eight | 無料 | ・名刺を写真に撮るだけでデータ化
・検索で名刺情報にアクセス ・Eightでつながった相手の近況情報が届く |
Eightプレミアム | 月額:480円
または 1年:4,800円 |
・Eightの機能全て
・電話帳アプリとの連携 ・名刺データの一括ダウンロード ・お礼メールの送信 ・画像メモ機能 ・企業向けプレミアムに参加し名刺をシェア |
有料版は名刺を取り込むとお礼メールを送れる、電話が来た時に名刺のデータを表示してくれるなど、便利な機能が追加されます。
人の力でデータ化されますが、名刺の情報はバラバラになって入力するスタッフにはわからないようになっています。
ミスが少なく、安全に名刺のデータ化ができるオススメアプリです。
Evernote Scannable
引用元:アップルストア
Evernote Scannableは、名刺だけでなく書類や請求書、ホワイトボードに書いたもの等をスキャンし、データ化してくれるアプリです。
価格 | 機能 |
無料 | ・書類をスキャンしPDFやJPGに書き出す
・名刺に記載されている情報を端末の連絡先アプリに保存 |
スキャンした書類はPDFやJPGにでき、メールでテキストとして送ることも可能です。共有事項などが書面で渡された場合に、チーム全員で共有するのに便利です。
紙の資料をデータ化することで、PCやタブレットで素早くお客様に提示することもできるでしょう。
完全無料で名刺の情報を端末に保存してくれる機能がありますので、リスト管理に役立つでしょう。
myBridge – 名刺管理アプリ by LINE
LINEが出している、名刺管理アプリです。名刺情報をスマホやGoogleの連絡帳に記録したり、Excelファイルで一括ダウンロードもできる優れ物です。
価格 | 機能 |
無料 | ・名刺をデータ化
・メンバーとデータをシェアできる ・データをExcelファイルでDLできる ・着信時に名刺情報を表示 ・PCでも利用可能 |
LINEが出しているアプリのため、LINEでシェアが簡単にできる点、ExcelファイルでDLできる点がかなり使い勝手が良いアプリです。
PCでも利用可能なので、スマホやタブレットで名刺をデータ化したら、PCで取り込むこともできるので、リスト管理に役立ちます。
まとめ
スマホやタブレットで簡単に顧客情報を引き出すことができる顧客リスト管理アプリは、外出の多い営業担当者には必須のアイテムになってくると思います。
リスト管理をするには成約率や売上予測など、細かい分析が必要なので、入力が複雑で時間も手間もかかってきてしまいます。
ですがしっかりとリスト管理を行えば、優良顧客を発掘できる可能性も高まりますし、既存のお客様とのコミュニケーションもスムーズになります。
Golden ListはAI(人工知能)とプロのコンサルタントによるデータ解析で、AIの力と人間の力両方を組み合わせて顧客リストを整理することができます。アプリを利用して大量に入力した顧客データをさらに活用して売り上げアップに繋げることが可能です。
もしリスト管理後の活用方法について、疑問点や質問がある方はお気軽にご連絡ください。